10月15日に第一回目となる「ニッポンのごはん ふるさと47」を初開催しました。
この講座では、毎回特定の地域をピックアップして、その地方に伝わる郷土汁の歴史と作り方を学びながらみんなで実際に作ります。
そして出来上がったらその地方の漬物とごはんと合わせて一緒に味わいながらお米ライフトークをするという楽しい内容になっています。
記念すべき一回目となる今回は、山形県に焦点を当て、芋子汁を作りました。
いろいろな材料が並んでいますが、山形の芋子汁の特徴は日本の郷土料理には珍しく牛肉が入るところです。
今回里芋も山形に伝わる在来種のものを取り寄せました。
そして調理の手順や調味料の使い方も普通の汁物料理とはまったく異なり、参加者の皆さんからも驚きの声が上がっていました。
調理の序盤の光景。普通の汁物とは作り方が全然違います。
山形のお米は雪のような白さが特徴の「雪若丸」。
ぐつぐつ煮えて、その様子はまさに室内芋煮会。
漬物は添加物を使わない伝統的な製法で漬物を作られている壽屋さんのものをお出ししました。
みんなでいただきます♪
在来種の里芋はほくほくして芋らしい味わいが強く、汁にはいろんな具材からうま味が出てとっても美味しい!
牛肉が入るのでごはんのおかずにもなります。
皆さんとても満足されて「早速今晩家で復習します」という熱心な方もいらっしゃいました。
食事中も和気藹々として、和やかな雰囲気の中、皆さんまた次回も参加したいです!とおっしゃってくださいました。
次回は1月に富山県を取り上げて講座を企画していますので、また詳細が決まりましたらお知らせしますね。
皆さんのご参加お待ちしております。