新年明けましておめでとうございます。
未来日本型食生活協会の代表を務めます圓尾和紀です。
2024年は協会の活動を一層発展させるために、仲間のメンバーや会員様、そして協会の活動に関心を持っていただいている皆様と共に前進していきたいと存じます。
本年も私たちの理念とミッションに賛同し、支えてくださる皆様への感謝の気持ちを新たに、この年頭書簡をお送りいたします。
昨年、我々未来日本型食生活協会にとって記念すべき年でした。
協会の設立と共に、お米ライフクリエイターという新たな資格の創設、そしてそれに付随する講座の開講は、私たちの活動にとって大きな一歩でした。
講師陣のうち、特に小池理雄さんによるお米に関する特別講座、うすいはなこさんによる「ニッポンのごはん ふるさと47」という郷土汁イベントは、参加者に大変好評を博しました。
また、11月23日に開催された新嘗フェスでは、会員の皆様と共に豊かな食文化を祝福する機会を持つことができました。
日本国内の食環境に目を向ければ、物価の高騰が続く中で、より健康的で経済的な食材への関心が高まった年だったように思います。
グルテンフリーへの関心の高まりや小麦粉の価格高騰を背景に、米粉を用いたお菓子やパンの増加、おむすび専門店の台頭などは、私たちの活動にとっても大変重要な動きです。
2024年も、私たちは変わらぬ情熱をもって活動を続けます。
資格講座の継続開講はもちろん、より大規模な新嘗フェスの開催、より気軽に日本の食について話せる場としてお茶会開催など、多様な形で日本型食生活の普及に取り組んでまいります。
また、私たちの活動に賛同し、共に歩む会員の皆様を増やしていくことも、重要な目標の一つです。
環境問題への意識の高まりと共に、持続可能な食の生産や環境負荷への配慮が重要視されることが予想されます。
AIの発展によるパーソナライズされた献立やレシピの提案、フランス・パリ発のおむすびの日本への逆輸入、そして植物ベースや代替タンパク質への関心のさらなる高まりなど、食の世界は刻々と変化しています。
これらの動きは、私たちの活動にとって新たな機会となるでしょう。
皆様と共に2024年を迎えることができ、心より感謝申し上げます。
未来日本型食生活協会は、新しい日本型食生活の創造と普及を目指し、日本の食文化の価値を世界に伝え、次世代に継承していく使命を持っています。
この貴重な使命を遂行するために、皆様の継続的なご支援とご参加を心よりお待ちしております。
敬具
未来日本型食生活協会
代表理事 圓尾和紀